水を得たさかな

人生たのしく生きよう。

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コロナかかりました

扱いが風邪になっただけで、残念ながらコロナは終わってはいないし、風邪どころの症状ではないので気をつけよう。

感染経緯

妹が拾ってきたものが母や私に感染したので間違いないと思う。

家庭内感染というのは防ぎようがない。誰かが拾ってきたら詰みだと思った方がいい。

妹が咳をしていたのを見てから数日、7/29に自分も喉が痛くなり始めて、「あーこれは移ったかなー」と思い始める。

症状は移されたはずの自分が一番重かった気がする。なぜ。

症状まとめ

7月30日

37.5℃くらいの発熱を確認。

熱に対して、関節痛がひどい。

これは高熱が出てるときのレベルの関節痛だろうという痛み。
全身の関節に擦れて熱いような痛み。体がギシギシとする。

そして喉の痛みが出てきた。
ただ、正直これは初期症状で全然大したことはなかった。

関節痛もワクチンの副反応と変わらない。まだ気持ち良いくらいだった。

7月31日

関節が痛いが、それはロキソニンで抑え込むことができる。
ロキソニンタイムが終わると関節が痛むといった感じ。

この日、熱を測らなかったが、体感ではこの日が最も高かったと思う。
38℃以上はあったということだろう。

この日から地獄が始まる。

正直、関節痛はどれだけ酷くても「あー痛たたた」で済むが、喉の痛みが尋常ではない。

唾を飲み込むだけでも一苦労で、喉を剣山で刺されたような痛みというのはこういうのだろう。喉に針が何本も刺さっているようだ。

夜は喉があまりにも痛くて眠りにつくことができない。

のど飴ごときでは少しも静まらない。

あまりにも痛い。氷を舐めると、そのときだけ少し楽になるくらいだった。

もう寝ることもできないので、朝になったら薬局に行って痛みを鎮める何かを買おうと起きていたが、ウエルシアというのは24時間営業のところもあるということに後で気がついた。

どうせ眠れないので深夜に行けばよかった。

8月1日

熱は37.9℃とかあった。悪寒もする。

関節痛は無くなってきたが、尋常ではない喉の痛み。

薬局で喉にスプレーするやつとか、喉や胸に塗るタイプのヴイックスヴェポラッブだとかを試してみたが、まるで効果がない。やはり氷を舐めていた方がいくらかマシくらいだ。

ということで昼にバニラアイスを食べた。痛みも治まるし、甘くて美味しかった。
これが最後の正常な味覚だった。

そんな感じで1日を耐えたのだが、夕食になってみると、突如として味覚と嗅覚を失った。

味が薄いとかではなく、味覚と嗅覚が完全にゼロになった。

何を食べても”無”である。
嫌な臭いも何もないので、逆に白米だけでパクパク食べることもできてしまう。

嗅覚もない。部屋にフレグランスウォーターを撒き散らしてみても何のにおいもしない。

8月2日

熱は37.5℃くらい。
ワクチンの副反応のときもそうだったが、微熱をキープしたままでいきなりよくなったりはせず、徐々に下がっていく感じらしい。

相変わらず喉が痛いが、薬、加湿器、寝るときもマスク、体制を工夫するなどして少しは眠れた。

朝飯を食うも相変わらず”無”。喉が痛いだけで飯を食う気が失せる。

ここで、味覚を失うというのは想像以上に怖いことだと感じた。
何を食べても”無”なので、あれを食べたいとかこれを食べたいとか考えることもなくなる。何を食べたら良いのかがわからない。
食べることしか楽しみがない老人がこれになったら死ぬというのも頷ける。

8月3日

熱は37.0℃だった。

朝。ここでやっと、喉の痛みが10段階で10だったのが8くらいになった。

味覚は相変わらずないから朝飯は食う気がしない。

この日からなんか耳まで詰まり始めた。気圧が変化したときに耳が詰まるやつが何しても治らない感じ。

ゼリーなら食べられそうだからウィダーインゼリーを買いに薬局へ行ったら、店員が何を喋っているのかうまく聞き取れなかった。

そして、朝飯の後にロキソニン飲んだら喉の痛みは急に3くらいになった。

そしたら咳が結構でるようになった。

8月4日

熱は36.9℃だった。

もう喉の痛みはだいぶ良くなってきた。
痛いことは痛いが耐えられる痛み。喉に口内炎のようなのが2個あるなという感じ。

それはいいのだが、咳がめちゃめちゃ出る。

咳をしすぎて頭や首が痛くなって疲れている。
おかげで倦怠感は喉の痛みのときよりもある。

そして、味覚わずかに戻ったのだが、これが逆につらい。
戻るといってもコロナ前の食べ物の味を薄く感じるようになるとかではなく、舌の機能の一部が回復してきたという感じで、これのせいで、味がおかしく感じる。

特に不味かったのが揚げ物。油の味しかしない。人が食べて良い物の味ではない。
何かゴムとかそういう無機物の味だ。

味覚が戻らなかったらどうしようという不安を感じる。
中途半端に味覚が戻ったら、それはそれで以前との味の違いに苦しむだろうから、これならいっそ完全に無の方がいいなとか思った。

そして夜。

咳が出すぎて眠れない。

今まで喉が痛すぎて眠れなかったのがやっと痛みが引いて、「あーやっと眠れる」とウトウトしていると、咳が出て起こされる。

これが何度も何度も何度も続くので発狂するかと思った。額に水を垂らし続ける拷問かと思った。夜中に暴れだしそうになった。この怒りをどこにぶつければいいのかと。自分の首を絞めようかと思った。

8月5日

熱はほぼ平熱。

のどの痛みは喉に口内炎があるんだなって感じ。

後はとにかく咳なので、咳止めの薬を飲むことにした。
するとだいぶ収まった。

味覚、嗅覚の異常は続くが、これでゆっくり眠れそうだと思った。

味覚障害には亜鉛が良いというので亜鉛のサプリも飲むことにした。

味覚に異常が発生しているとき、特に不味いと感じたのが揚げ物とか人工的に作られた肉。ニンニクやタマネギと炒めた肉は臭すぎるし、お惣菜のミートボールが飲み込めないくらい不味かった。ベーコンも不味い。

逆に美味しいと感じたのは、ダシの味だ。ダシの効いたお粥が美味しい。
味は薄いが、めんつゆや酢なども異常なく感じることができた。不思議だ。
フルーツとか野菜とか、素材の味は感じることができる。

8月6日

やっと、長時間眠ることができた。

良く眠れたかと思ったが、ポケモンスリープを確認してみると、咳払いが多くて眠りの質は良くないようだがそれでもよかった。

味覚は相変わらずイカれている。

8月7日~

亜鉛のおかげなのか、味覚,嗅覚は徐々にだが戻ってきているのを感じる。

庭作業をやろうと思えるくらいには元気になった。

軽い風邪くらいの咳や鼻水は続くが、ほぼ普通の生活を送れるくらいにはなっただろう。

8月21日(追記)

それからまるで咳が止まらないので呼吸器内科を受診して吸入の薬が出た。

呼吸器内科めっちゃ混み合っていて、新規受付停止しているところも多い。コロナ普通に大流行中ですよ。

なんとか探して近所の空いているところに行ってみたら、かなりしっかりした先生でよかった。

喉の痛みはないのだがとにかく咳。水を飲んだ時に間違って変なところに入ったような感覚がずっとある。

喋ると咳が出る。

コロナになった人の感想を見てみても咳だけは長いこと治らないらしい。

まとめ

  • 残念ながらコロナは普通の風邪ではない。あまりの苦しさにビビることだろう。
  • 最近のやつは喉の痛みが尋常ではない。何してもどうにもならないよ。できるだけ湿度を保つようにして頑張って耐えよう。
  • 味覚障害のときに自分が美味しいと感じたのはダシの味。めんつゆや酢がよかった。冷たくても美味しく感じるもの。フルーツや野菜。素材の味。生暖かい肉とかは食べ物とは思えない味。
  • 味覚障害になったら亜鉛を飲むのがいいらしい。不安になるだろうけど戻るよ。
  • 咳してても良いことはないから咳止め薬を飲もう。
  • ウエルシアは24時間やっているよ。
  • 家庭内感染は防ぎようがないよ。
  • コロナは全然終わってないし、マスクしてるやつは間違ってないよ。花火大会とか大きなイベントは後で苦しむかもと思って行こうね。
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