水を得たさかな

人生たのしく生きよう。

MENU

園芸のおしごと始めました

前からお花の世話して暮らしたかった。

苗販売&ガーデナーのお仕事

などと抜かしていた男、本当に園芸店員&ガーデナーのお仕事を始めました。

自分にパソコン眺める仕事は向いてなかったようです。草花を眺めて過ごすことが生きがい。

一応は企業さんの店員なので面接もしっかりありました。
日々畑仕事をしていたり庭で趣味程度に園芸をしていたり、苗販売ではそこまで役には立たないもののハーブセラピストだったりするので多少は有利に働いたのかなって感じです。

園芸店員はハードな肉体労働

花屋がハードだという話は聞いていましたがそのとおり、「お花の世話してすごしたーい」という頭お花畑で乗り込んだら死にます。

自分のところは町中にあるお花屋さんではなく、郊外で大規模ではないもののガーデンが併設していて苗販売もやっているタイプの場所です。

ガーデンの手入れで草むしりはもちろん、まだ詳細は出せませんがこれから手を広げていく段階なので、土地の開拓をしたり毎日重い土を運んだり、未経験でしたが経験者に教えてもらって軽いDIYもやってます。

正直、結構鍛えていないと厳しいです。
心構えとしても、ダイエットや筋トレのためだと思わなければキツそうです。

自分は偶然にも入る前から軍隊式のトレーニングを行っていたのでギリ助かりました。
そのくらいハード。

筋力的についていけても、手荒れもなかなかやばい。

手を放置していると乾燥がやばいです。
仕事始めてすぐにあかぎれして、最近ハンドクリーム多用するようになりました。

この時期は乾燥や寒さとの勝負ですが、来年の夏はいったいどんな地獄なのか……考えるだけでブルっちゃいますね。

頭も使うし日々勉強する精神も大切

強靭な肉体はもちろん、頭も必要。

レジや仕入れや売り上げ計算やら義務教育レベルのことはできないと困るし、PC作業もあるのである程度は使えないと困るのですが、詳しい人がおらず早速任されていたりしてます。

そして何より植物のことを知らなければいけません。
お客さんに説明したり、商品の品質を保つためにも、数多くの植物をその品種名まで含めて特性や管理方法を覚えなくてはいけません。

何十年も園芸に携わってきたというベテランの先輩従業員さんもいますが、それでも全てはわからないというし、新しい品種もバンバン出てくるので日々勉強する精神がないと園芸店員は務まらないらしいです。

自分はハーブと野菜のことは今までも勉強してきたので下地はある!

ある意味では冬のこの時期に仕事始められたのはよかったです。
そこまで商品が多くないので、とりあえずこの時期の代表的なパンジー、ビオラをはじめ、クリサンセマム、クリスマスローズ、アリッサム、シクラメン、プリムラ……etcは覚えることができました。
とりあえず1年過ごせば春夏秋冬の代表的なものはなんとか覚えられる……と思うので頑張ります。

加えて花の手入れはもちろん、寄せ植えや花壇の作成もあるのでデザインセンスも必要だし、いったいどれだけ要求されるものが多いんだろう。
自分は寄せ植えの知識皆無でやばかったので、まずは寄せ植えの動画観まくって勉強しました。

この仕事を始めてからは暇な時間にYouTubeの園芸動画を観まくっています。
ちなみに特に観てるのは、やっぱり「カーメン君」ガーデンチャンネル。

もともと視聴者だったけど、最近はめっちゃ真面目に観てます。園芸超人。
ぶっちゃけカーメン君に憧れてこの仕事はじめたと言ってもいい。

実益も兼ねた趣味みたいなもの

これだけ多くのことが要求される仕事ですが、超人気店でしかも経営側じゃない限り賃金は低いです。人材の確保は大変そうだ。

と思いきや実際働いてみると、花が趣味という時点で店員にもお客さんにも経済的に余裕のある人間が多いと感じました。ぶっちゃけ自分も趣味で仕事しているような人間です。ガーデニングの装備や資材を集めるのだけでかなりお金かかりますしね。
そのためか、心にもゆとりがある人が多いので職場の雰囲気は良いです。自分のところが当たりなだけかもしれませんが本当によかったです。

時間的、経済的、精神的にゆとりがあって、「園芸を楽しみたい!園芸が好き!そのための体づくりや日々の勉強も怠りません!」みたいな向上心の塊じゃないとできない仕事ではないでしょうか。

恵まれていることに感謝しつつ、これからお仕事頑張るぞい。

Copyright ©Sakana3g All rights reserved.

プライバシーポリシー