水を得たさかな

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【大阪旅行】特に何も考えていない旅

7月の15日~17日の三連休に行ってきた。

特に何も考えていない男

決まっているのは、「大阪で一人暮らしの友達と飲むか~」ということだけで、大阪に何があるのかも知らないし、他に何の予定も立てていない。

自分は普段は”旅行”というと良い宿に泊まること自体が目的なのだが、今回はただのビジネスホテルの風呂とベッドしかない狭い部屋、食事もなし。

旅なんてそんなもんでよい。

1日目 大阪の緑を探す

世間は3連休ということで、新幹線も全然座席が空いていなくて、ギリギリ取れたのが東京8:00発の新大阪行き。

そもそも最寄り駅から東京駅までが時間かかるので、だいぶお早い出発となったが、他に空いていなかったのだから仕方がない。

さらに座席もグリーン席の”条件付き座席”というのしか空いていなかった。フットレストがない最前列の座席のことのようだったが、まぁ特に問題ない。

隣の席や周りの乗客は常識のある人ばかりで、座席にあるコンセントでスマホを充電しながら、いつもどおりTwitterを見るなり寝るなりして静かに過ごさせてもらった。

東京から新大阪というのは早くても2時間半もかかるのだなということを初めて知った。私は何もない時間を過ごすのが得意なので2時間半くらいはあっという間だった。

新大阪駅に着いたが相変わらず特に予定はない。

ホテルは今回遊ぶ友達、友人Tの家から近い「江坂」に取ってある。
とりあえず大きなキャリーバッグを引きずって歩くのは大変なので、荷物を預けるために江坂に向かうことにした。

大阪にはいろいろな電車が通っているのだな。

上りと下りしかなくて非常にわかりやすい「御堂筋線」というのですぐに江坂まで移動できた。

とりあえず荷物をビジネスホテルのカウンターに預け終わり……、完全にやる事がなくなった。時刻は11時頃だった気がする。

遊ぶ予定なのは友人Tと、同じく新幹線で来ており後日合流予定の友人Oなのだが、この日は2人ともそれぞれ別件で京都へ行っていていない。

ということで私は、「大阪の園芸店でも見よう」を実行することにした。

大阪といえばThe Farm UNIVERSAL OSAKAがあるので行ってみようと思ったのだが、お店がある茨木っていうのは大阪のだいぶ上の方で遠いらしい。
しかも車じゃないと行くのが大変そうだった。

どちらにしても調べてみると7/15,16が臨時休業だったので今回は断念。

千葉のINAGEのお店にはよく行っている。またいつか。

ということで移動手段が徒歩でも行けるところへ。

最初にたどり着いたのがここ。


中まで覗かせてもらったが、狭い店舗ながらかなり充実した良い園芸店だった。近くに良いお店があって江坂の人はラッキーだな。

関西だとやっぱり生産者さんも変わってくるのか、PWとかエムアンドビーフローラとかは一緒だけど、関東では見たことないラベルのものも並んでる!とか言って楽しんでた。いつの間にか私は完全に園芸オタクになってしまったようだ。

そしてこの後、本当に目的地もなく適当に歩き回った。
何も楽しいものもない住宅地を徘徊して、はたから見たら普通に不審者だったと思う。

暑い中をひたすら歩いた。本当にバカ。
地図を開いてみると、「服部緑地」という方に来ていた。
どうやら御堂筋線の一駅分を歩いたようだ。

お昼を食べるところもなくなってしまったので、服部緑地に出ていたキッチンカーでハンバーガーを食べてなんとかした。

そして、ここからさらに北の方に行ったところに第二の園芸店を発見。

アサヒ園芸さん。

本当にたまたまたどり着いた感じだが、ここもめちゃめちゃ良い園芸店。

レビューにも書かれているが、手入れがしっかり行き届いている。
きちんと風通しの確保もされていて苗の状態がよい。

こっちは旅行中でお買い物できないのが本当に残念。
大阪の人は代わりに行ってきてくれ。

もうこのあたりで自分の足もだいぶきつくなってきて、それに加えてスマホのバッテリーがやばい。「あれ?スマホのバッテリー切れたら帰り道わからなくならないか?」ということに気がついて他のところへ行くのは断念、江坂方面に戻ることにした。

そしたら、なんか駅が緑地公園前にしかなくてまた結構歩くことになった。死ぬ。

服部緑地の駅に向かっていると、何やら「植物園」という看板を見つけてしまった。
正直もう足が痛くて帰りたかったが、ここまで来て見ないわけにはいかない。

という気持ちで立ち寄ったのがここ。

良い緑だった。子供連れの人たちが園内の小川で遊んだりしてた。

もう汗だくでかなり疲れている。何とか駅にたどり着いて、江坂のビジネスホテルに戻った。しばらく寝た。

夕方になり、友人Tとは梅田で落ち合って飯を食うことにした。

梅田駅についてみると、何なんだここは。広すぎる。
ついでに人も多すぎる。聞けばここは大阪人でも迷子になる梅田ダンジョンというらしい。

とりあえず、串カツが食べたいという話をしていたので、夕飯で最初に連れて行ってもらったのがここ。

とりあえずカウンター席でビール片手に何本か味わった。美味い。
大阪じゃ人気だと友人にオススメされたので、紅ショウガを揚げたやつも食ってみたが、なかなかに美味い。

串カツ屋ってのは基本的に串カツしかないんだな。

そして、二度漬け禁止!で有名のソース付けるやつはもうなかった。コロナで消滅したらしい。普通に各席に備え付けられているボトルからソースかけて食べた。

とりあえず串カツを味わって、人が多すぎるので友人Tの家もある江坂に帰った。

で、明日合流予定の友人OともLINEやり取りしながら適当な店で飲み直して、ホテル帰って寝た。

2日目 万博公園と道頓堀

普通に朝起きてシャワーを浴びて、10時前には江坂の町に出てみた。

なんというか、普通の町だな。
大手チェーン店はなんでもあるという郊外にありがちなやつか。

夜に飲み屋を探していた時も思ったが、どちらかと言えば閑散としていてベッドタウンなんだなと思った。

お腹が空いたのでモスバーガーでモーニングセットを食い、前日に帽子なしで外を歩くのはヤバいとわかったのでユニクロで帽子を買った。

友人Oは京都から大阪に移動中だし、友人Tは起きない。
私は暇を持て余した。

この日は万博記念公園へ行く予定だったので、一人で先に現地に向かうことにした。

御堂筋線というのは千里中央までしか通ってなく、そこから北の方へはさらにモノレールで移動するらしい。千里中央駅の周りも散歩してみたがマジで何もなかった。

モノレールは比較的混みあっていた。普通に地元の人たちっぽかった。
みんなららぽーとEXPOCITYに行く感じなんだな。

万博記念公園駅に着くと、Twitterで「日本の技術力がすごい!」と見たことあるやつを見つけた。
太陽の塔そっちのけでこの場所の写真をわざわざ撮ってるオタクは他にいなかった。

とりあえず友人たちも来ないし、EXPOCITYでショッピング。

しかし、人が多すぎる。

昼飯時になったので飯を食おうと思ったが、フードコートがパンクしていて詰んだ。

外は暑すぎて人がいないので、この日も外に並んでるキッチンカーから適当なおにぎりを買って炎天下で食べた。

そして昼過ぎ、やっと友人たちと合流して万博記念公園へ入場。

とりあえず歩き回って、資料館的なところもチケット買って見てみた。

そこにはかつての万博の姿が残されていたが、今の公園を歩いてみると、だだっ広い芝生の場所ばかり。もうほとんどの建物は取り壊されて残っていないのだなと思った。もう、ひまわり畑とかがキレイなただの緑地。

駅があんなに混んでいたのに、公園の方に入ってみると人が全然いないし。
みんなららぽーとが目的だったのだな。

とりあえずここで、変なTシャツが好きな父へのお土産として太陽の塔Tシャツを買ったのだが、いま思うとバカたけえ。1枚4400円って。観光のときのノリで買ってしまった。
現代芸術アトリエ

万博記念公園がこんなもんか、ということがわかってので、次は道頓堀に行ってみることにした。

とりあえず、3連休ということもあり、もうありえんくらいの混み具合。

コナモンミュージアムの前の店で、なんか有名らしいタコ焼きだけはなんとか食った。美味いな。

高校生の頃に修学旅行で一度来たことがあったが、そんなしっかり見たこともなかったので、道頓堀がどんなもんなのか歩き回ってみた。

なんというか外人が多すぎる。日本人は5割いればいい方だった。
特にドンキがやばすぎる。日本人はいなくてほぼ爆買い外国人と言っていい。
ドンキの通りは看板もハングル、中国、英語で出てて、なんなら日本語が書いてない看板まであった。なぜかこっちが海外に来たみたいになってビビった。

ということをツイートしていたところ、有識者によると日本人は「裏なんば」という方に行くらしい。

とりあえずこっちの方で、お好み焼きを食うことにした。
適当に入った店なのでもうどこだかわからんが、とりあえず味わった。

夜も更けてきて、人の多さがヤバいので、この日も江坂に帰ることにした。

江坂でオススメの飲み屋をAIで探した。

突然AIの話をするが、Web検索ならperplexity一択。
実際に旅行で役に立ったアプリはこれらだ。

ということで、perplexityが食べログから持ってきたオススメの飲み屋へ。
それがこちら。

ぶっちゃけ今回の旅行で一番味が良くて美味かった。
江坂は空いてるし、住んでる人は最高だなと思った。

隣の座席だけ人がいたが、全員バリバリの関西弁だった。

とりあえずめちゃめちゃ飲んで食った。

コンビニに寄りつつホテルに戻ったが、旅行のノリで缶チューハイ買ってビジネスホテルの部屋でも飲んで風呂入ってから寝た。

そしたら寝汗がヤバすぎて笑った。夜に目が覚めると、もうベッドと寝間着がびちょびちょだった。
なんか酒を大量に飲んでも全然酔わなくなって、代わりに発汗がやばいのだが、肝臓の数値が正常になったおかげなのか、おっさんになったからなのかは謎だ。

3日目 梅田そして帰還

適当にホテルをチェックアウトして、お土産とか買うためにとりあえず新大阪に向かうことにした。

「荷物を新大阪のロッカーに預けちゃおう」とか考えていたのだが、考えが甘すぎた。

観光客がみんな同じことを考えるので、駅はありえないくらい混んでおり、ロッカーなんてひとつも開いていない。荷物預り所も長蛇の列で馬鹿らしくなって、新大阪→梅田にとりあえず移動してみることにした。

梅田はダンジョンと呼ばれるほど広いので、なんとか開いているロッカーもあった。
争奪戦に勝利。

と、そんなことをしていたので昼になってしまった。

友人Oも合流したので、1日目の夜と同じくホワイティ梅田で串カツを食った。

ぶっちゃけて言うと、1日目に食った串カツより格段に美味かった。

こっちはそれぞれ個別の入れ物になってしまっているものの、串を突っ込んでソースをつけるという形が残っているようだ。おかげで二度漬けはOKになっていた。

腹が膨れたので、とりあえず梅田でなんか楽しそうなところは無いかと探して、「曽根崎お初天神通り商店街」に行ってみた。

本当は何か大阪っぽいお土産とかないかなと向かったのだが、ここは食い物屋とカラオケしかないのか?

大阪ってのは食い物の町なんだなと再認識させられた。
飲み屋だけは本当に充実していて、ここで飲んだら楽しそうだなぁと思ったがまたそれは次の機会に。

大阪らしいお土産を求めて、次は「阪急うめだ本店」に行ってみた。
ここで本当に大阪限定の店を発見して、お土産はこれに決定。

ちょっと離れたところに、「天神橋筋商店街」というのもあるので、行ってみようかと思ったが、この日は人が活動できるような暑さではないし、わざわざタクシーや電車で移動するのもだるくなってしまったので、観光はここでもうあきらめ。

友人たちはこの後、服部緑地のフジファブリックのLIVEに行く予定だったので、自分は新大阪で離脱。私の旅は終わった。

新幹線の時間まで結構あったので新大阪駅で遊ぼうと思ったが、駅の外には何もなさそうだし、駅中は馬鹿みたいに人がいて遊べるわけなかった。いくつかあるカフェも埋まっていて休憩すらできず死ぬかと思った。

でもマックは先に席を抑えてモバイルオーダーでなんとかなった。マック最高だな。

新大阪駅で追加のお土産を買おうと思ったが、まぁどこも長蛇の列。ふざけている。

そんな中で唯一全く人がいなかったのが、京扇子のお店。
まぁそうだよなと思ったが、着物を着る私の母にはちょうど良いのでここでひとつ買うことにした。

他に人もいないので広げて見せてくれたのでよかった。

母の着物に合わせて白か青っぽいものを選んだ。花はテッセンが良いなと思ったのだが、良い感じの色合いだとキキョウしかなかったのでキキョウにした。
花に詳しくなったことで、こういうものもじっくりと選べるようになって少しうれしく思った。

帰りの新幹線16:00頃に発で、東京についたのは19:00頃。

駅弁を買うのも面倒だったので、飯は自分の家の最寄りまで行って食べたが、大阪帰りのせいもあるのか食うところ全然ねえなここと思った。

普通にファミレスで夕食を食った。

おしまい。

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