Stable Diffusion WebUI更新して整理。Ver1.6.0
ちなみに前回整理したときがVer1.4.1
SDXLは体験はしてみたが、VRAMもギリギリだし、SD1.5とは別でモデルを用意しなくてはならないし、ControlNetのモデルも別に大量に必要ということでストレージもが圧迫されて困るのであまり触れていない。
消した拡張機能
Ver1.6でStyles-Editorが正式に追加されたが、拡張機能のStyles-Editorはやっぱりあると便利なのでそのまま使っている。
webui-lycoris
Ver1.5でLyCORISに正式対応したため不要になった。
普通に<LoRA:>でLyCORISが呼び出せる。
最初はちゃんと効いていないのではないかと疑ったが、どうやら問題ないようだ。
depth-lib
最近、手の修正は自分で描いて修正した方が早いなということに気がついた。
またVer1.6でdepth-libが上手く動かないみたいな話を見たのでそもそも入れなかった。
daam
プロンプトがイラストのどこに効いてるかヒートマップで可視化するやつ
さすがに使ってなさ過ぎていらん。
two-shot
Regional Prompterを使うようになった。
追加したオススメ拡張機能
regional-prompter
sd-webui-regional-prompter/README.JP.md at main · hako-mikan/sd-webui-regional-prompter · GitHub
領域を区切ってプロンプトを指定できるようになる拡張機能。
主にはひとつのイラストに複数のキャラLoRAを適用する場合に使われているが、他にも様々な使い方ができる神拡張機能のひとつ。
これを使いこなせるようになれば、狙った構図のイラストをプロンプトだけで指定することも可能。
（ヘルプページより引用）
ただ複数キャラLoRAはやはりどうしても上手く行かないことが多い。
2キャラLoRAの濃密な絡みはできないが、自分は1キャラ,2キャラ,背景をそれぞれ別で生成してくっつけりゃいいやと思っている。
ただそれぞれのキャラの描き込み量を合わせたり、色合いや光の具合を背景と合わせるのが下手くそなので違和感がある。
#幻塔創作プロ #青龍篁臨 #幻塔ART pic.twitter.com/gEfmqYc5fP
— さかなかおる✏️ (@Sakana3ai) 2023年9月22日
適当に出力した後におかしすぎるところは手で修正して、マスクして背景は別で生成というのがよく使ってる技
— さかなかおる✏️ (@Sakana3ai) 2023年10月7日
たまたま見つけたアニメ背景に強いモデルはこれhttps://t.co/ADdbTFvXin pic.twitter.com/tYD1g72gRI
これのやり方は前回の記事のTransparent-Backgroundを見るとよい。
Civitai-Helper
CivitaiというサイトからモデルやLoRAなどを簡単にダウンロードしたり、サムネイルや情報を取得したりできる拡張機能。
モデルとかごちゃごちゃしてきたので入れたが、今までなぜ入れてなかったのかという神拡張機能。
freeu
GitHub - ljleb/sd-webui-freeu: a1111 implementation of https://github.com/ChenyangSi/FreeU
正直なところ最近はあまり大きな進化が見られなかったSD拡張機能だが、革新的な技術が公開された。
FreeUという生成時間を増加させずに生成されるイラストの質を向上させることができる手法。
adetailerのような感じで、基本的に有効にしておけばイラストの質があがる。
しかしadetailerと違って生成時間は変わらず。
動画でも紹介されているが、自分も試した感じ、ごちゃごちゃとした書き込みが少なくなり、描かれているものがハッキリとする。キャラLoRAも適用されやすくなっているような気がする。
FreeUも導入してみた
— さかなかおる✏️ (@Sakana3ai) 2023年9月29日
ONにすると、とりあえずごちゃごちゃしたのがなくなって絵柄が安定するらしいよね pic.twitter.com/wKwCgcJsLX
— さかなかおる✏️ (@Sakana3ai) 2023年9月29日
その他オススメ
ADetailerをEyeに適用
Eyes detection (Adetailer) - v1.0 | Stable Diffusion Other | Civitai
ADetailer
— さかなかおる✏️ (@Sakana3ai) 2023年10月4日
faceとeyeにダブル適用でおめめがきれいに #AIart pic.twitter.com/OoxsX3sUq0
DiffBIRで画像の画質を上げる
こちらのnoteが参考になる
OpenPose用のモデル
こちらのBlazzzX4さんがControlNetのOpenPoseやDepthなどで使えるモデルをたくさん公開してくれていて助かる。
https://civitai.com/user/BlazzzX4/models
Aipictors
正直ちちぷいより使い勝手の良いAIイラスト投稿サイト
