水を得たさかな

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【幻塔】1周年を迎える「幻塔」について

気がつけばグローバル版リリース1周年を迎える幻塔。

リリース日からなんだかんだ毎日遊び続けてきた自分が、”幻塔”を教えます。

最近の幻塔

自分は「幻塔」Tower of Fantasy は、本当に良く出来たゲームだと思っている。

これは冗談ではなく、運営がクソだとかバグが多いだとかを度外視して、純粋にスマホでもプレイできるゲームとしての”質”を見てみれば、これを越えるゲームは今のところない。

ゲーム体験はあの「原神」以上のものを提供していると本気で思っている。
多くのプレイヤーが離脱しても一部の根強いファンが残り続けているのは大いに理解できる。

そんな幻塔だが、多くのプレイヤーを脱塔させた1.0時代に比べると、もうありえないくらいの快適さで、運営もまともになったと言えるだろう。
v2.0が来たときにもそんなことを書いていたが、今はさらに良くなっている。

特に最近はゲームの運営、ストーリー、ローカライズの方面がまともになった。
当時よく言われていた各キャラの掘り下げが浅いだとか、日本語がクソだとかの問題もだいぶ改善されてきており、ストーリーが普通に面白いと思えるようになった。

その他で最近一番感動したのは、観ているとイライラするくらいクソだった公式放送が、まるで普通のゲームみたいにまともになったことだ。
現役のプレイヤーでもちゃんと観ていない人も多いと思うが、第4回あたりから改善がみられ、第5回は感動するくらい良くなっていた。

制作チームの人間が直々にあれこれ説明してくれる場面もあり、とりあえず現役幻塔プレイヤーならこれは観てほしいと思った。

……と思ったのも束の間、8/3の一周年記念放送が一周年だというのにまたお通夜みたいなテンションの放送に戻っていた。
とりあえず盛り上げ役にもなれないエアプにじさんじは呼ぶなよもう。幻塔のこと1ミリもわからなくていいからエリーコニファーとかにしてくれよ。そして徳井青空をレギュラーにしてくれ頼む。

アプデごとの振り返り

前回のまとめを書いたのが海底の実装前だったのでそこから。

v2.4 深海綺譚

v2.4の感想としては、海がガチですごい。それに尽きる。

正直なところ実際にプレイしてみないと、このヤバさは伝わらないと思う。

海があまりにも広大なため、現実の海のように得体のしれない恐怖や息苦しさを感じることがあるくらいで、探索もとにかく大変だった。というかまだ終わらせていない。

その他は、深海の委託調査が実装されて、深海生物を片っ端から何十時間も倒しまくっていた記憶しかない。
この委託で紫モジュールがいくらでも課金で手に入るようになったので、この後に登場するタイタンよりよほどPtWが加速したと思うのだが、あまり騒がれてなかった印象がある。

v2.5 煌めく海の囁き

アプデ内容としては他と比べると地味で、深海に本当にわずかなマップ追加と、v3.0九域へつながるストーリーの実装くらい。

しかしながら、v2.5は放置されていた古いシステムやコンテンツが片っ端からテコ入れされて、幻塔というゲームそのものの快適さが格段に上がったアプデといえる。

ワールドレベルが実装され、マップの敵が強すぎて詰んでいたプレイヤーの救済。連合作戦や討伐作戦(レイド)のマッチング改善。週課の消化が楽になる。各種ショップや報酬の見直される。装備厳選の難易度の大幅な緩和。一部限定武器が恒常ガチャから排出されるようになる等々。

内容としては、これまでライトユーザーは蹴落とすのが基本だった幻塔が、少し優しくなったというものが多いかもしれない。
このあたりから限定武器も、これまでは6凸が基本みたいなゲームから、低凸でも十分な火力を確保できるようなものが多くなった。

他にもタイタンという装備の上限突破システムが実装された。
タイタンは、大陸版の情報をみて「これが来たら終わり!」などとずっと騒がれていたシステムだが、蓋を開けてみれば普通に良システムで、今はリアクターと手の2部位しか解放されていないが全部位を解放してほしいくらいだった。

まぁその後に突破素材課金が実装され、「結局はPtWかよ!」となったプレイヤーもいるようだが、幻塔エアプじゃなければこれは課金によって差がひらく要素ではなく、新規プレイヤーの救済だということが理解できるはずだ。

まずタイタンというのは青天井に強化できるものではないし、突破素材というのはランキング維持、ショップ、人工島の商人、クレアのドリームマシンなどから毎週少しづつ手に入り、その他には期間限定のイベントの報酬で手に入るものだ。

つまり課金で手に入るようにしなかったら新規に始めたプレイヤーは古参に一生追いつけない状態になってしまう。現代のゲームではそれは受け入れられない傾向があるので、普通に課金で素材販売して自分はいいと思うのだが何がダメなんだろうか。

というか、個人的にこの中でヤバいと思っているのは「人工島の商人」の方で、詳細は省くが、今まで複数アカウントにそこまで意味がないゲームだったのに、突如としてMMOにありがちなアカウントを大量に持っているほど有利になるゲームになってしまったという変化の方がよほど大きい。

後はレビリアの実装だろう。最高の移動兵器。
恒常落ちした紅蓮刀と併せて縦横無尽に高速移動しよう。

正直これがあるとないとで3.0以降のマップや、毎日の幻塔の楽しさが大きく変わってくる気がする。

v3.0 九域時空

九域が実装された。

正直なところ海底やミラポリスよりも衝撃は少ないが、九域には4つの州があり、3.0で解放されているのはその一部の火州でしかないという。

となると、また馬鹿みたいに広いマップだ。
オープンワールドなので当然だが、見えているところにはすべて行くことができる。

九域をプレイして凄いと感じたのは、新しい探索の楽しさがしっかりあるということだ。

新しいマップになる毎にギミックが難解になってだるいとか、同じパターンで単調でつまらないとかがない。きちんと新しいゲーム体験が提供されており、それでいて快適というところが幻塔は良く出来ているんだよなと思う。

また、3.0からはムービーやストーリーにも非常に気合が入っている。
ソースは定かではないが、開発人員を増員したとか聞くし、それだけの余裕もあるらしい。

最近のキャラクターPVはまるでショートアニメーションや映画の予告かのように質が高い。

声優のチョイスも今まではとりあえず有名声優を使っとけという感じだったのが、きちんとキャラに合う声優を持ってくるようになった気がする。

そして、幻塔はグローバル版がv3.1、大陸版ではv3.2がすでに発表されており、v4.0の匂わせも来ている。

幻塔が止まらない限りは自分も課金をやめないぞ。

幻塔を始めよう

始めるなら今がチャンス。

PS5 / PS4版「幻塔」始動

「Tower of Fantasy(幻塔)」は、なんと8月8日よりPS5/PS4版をリリースするとか言い出した。いきなりv3.1まで遊べるようだ。

ただし、PS版の幻塔は、”これまでの幻塔とは一緒に遊べない”らしい。
マジなに言ってんだって感じだが、これのせいでどうなるのかは未知である。

本来ならPS版からのユーザーが増えて覇権MMOになるはずだったのに、データ共有されていないので幻塔同士で潰し合う形になった。

まあしかし、考えてみると人が同じマップにたくさんいるから楽しいゲームってわけでもないので、マッチングが機能するだけの人口がいるなら案外楽しいのかもしれない。

PC版はアジアサーバーが統合

これまで段階的にサーバー間データ共有(鯖統合)を行ってきた幻塔だったが、発表から結構な駆け足のスケジュールで、7月27日、大量にあったアジアのサーバーがひとつになった。

これにより、現在の幻塔はかつての賑わいを取り戻し、マップには人があふれ、ワールドチャットも非常に活発(日本語は2割くらい)になった。

しかし、過疎サーバーでほどほどの課金でランキング上位報酬を手にしていた自分みたいなプレイヤーは、ランキングが統合され、過疎サバで1位だったのがもはや100位にも入れない状態で報酬が減って泣いた。

もはやランキングはガチの廃課金&廃プレイの者だけが気にすれば良いので、ある意味では課金から解放されて純粋に楽しめるようになったかもしれない。

新規や復帰者は今がチャンス

幻塔V3.1アップデート記念や1周年記念でイベントやギフトが目白押しだ。
幻塔を新たに始めたり、復帰したりするなら今しかない。

幻塔を楽しむコツ

幻塔プレイのススメ。

毎日の積み重ねが大切

幻塔は日課や週課をいかにコツコツやるかがすべてだ。
課金しようが何だろうが強くなるにはこれしかない。

そして、課金もコツコツする方がお得だ。

幻塔は、「よしガチャを引くぞ!」というときにお金を大量投入すれば良いゲームではない。未来でガチャを引く予定があるのなら、マンスリー、通行証、デイリー課金、これらをし続けた方がガチャ単価が安く、おまけもいろいろ付いてきてお得だ。

幻塔を続ける気があるならデイリー7日間セットを買い続けろ。

お得に課金しよう

幻塔には非常に多くの課金手段が用意されている。

オススメはMidasbuy経由のRazerGold課金だ。

RazerGoldは、あらゆる決済に対応しているので自分が得する方法を選ぼう。
仮想通貨の送金にも対応しているので自分はたまにこれで買っている。

過去にはレッドコアが45個ももらえてしまうキャンペーンが実施されたこともあった。
多くのプレイヤーがこの事件の存在すら知らずに今日もプレイしているので、お得なキャンペーンを見逃さないようにしよう。

さらにRazerGoldで課金するとRazerSilverがたまって、これでRazerの商品をタダで交換できる。

この1年間、RazerGoldで課金してきた幻塔プレイヤーなら結構なシルバーがたまっていると思うので、Razerの商品をお得に交換しよう。
※交換するときは注意書きを必ずよく読んで理解すること

自分は先日マウスと交換した。
何がとは言わないが、幻塔はRazerのマウスと相性がよく、これでプレイするのが非常にオススメだ。

廃課金or身の程をわきまえてプレイしよう

幻塔というのは何かにつけて競わせようとしてくるゲームだ。

イベントのミニゲームにすら毎回なにかしらの対人要素が含まれていて、運営なのか開発なのかわからないが、とにかくプレイヤー同士を競わせて課金を煽るという方針なのだ。

日課の消化でも、連合作戦に行かされて嫌でも貢献度メーターを目にすることになるだろう。

だがもうランキングも統合されて微課金じゃ100位にも入れなくなった今、廃課金以外は身の程をわきまえて、自分のペースで、自分らしい楽しみ方を見つけるのが幻塔を続けるコツだ。

しかし、もはやエンジョイ勢すら新たな課金新衣装が出たら次の日には全員それを着て集合写真を撮っているようなゲームだ。そんな奴しか残っていないので、頑張って課金しよう。

余談だが、自分がこの一年で一番好きだったイベントがあって、「星の砂リサイクル」というやつだ。
最大8人でマップに散らばった星の砂を中央のゴールに集めるイベントで、100個が集まった時点でクリア、そして、星の砂を多く運んだプレイヤーほど高順位になる。

そしてこのイベントは、スキルやアイテムで他プレイヤーを妨害することもできるようになっている。

つまり、自分の順位を上げるために他人を妨害すると、ゲーム全体のクリア時間は遅くなるという、なんというか、すごい。囚人のジレンマ。自分の利益のために他人の足を引っ張ると結果として全体の生産性は下がるという社会の縮図のようなゲームだ。

さらにこのイベントは珍しく放置も完全に対策されていて、放置するやつにはわずかなポイントしか入らず、クリアも遅いというあまりにも完成されたルールで好きだった。

このミニゲーム考えたやつは天才だと思った。

幻塔を盛り上げる側になろう

幻塔というのはマイナーゲームだ。

ほっておいてもXで勝手にファンアートが流れてくるブルーアーカイブやら原神やらウマ娘といったメジャーなゲームではもはやない。

公式もクリエイターを欲しているようだが、もう新規は寄りつかない。

つまり、いま幻塔をプレイしているお前が幻塔を盛り上げるコンテンツを投稿するしかないんだよ。
ゲームの配信、攻略情報の発信、ファンアートの投稿、スクリーンショットの投稿、なんでもいいからお前がやるんだよ。

自分がAIイラスト生成を真面目に勉強し始めたのは、幻塔がマイナーすぎることにショックを受けたからというのが理由のひとつという話は本当だ。

そして今では、正直その辺のAI絵師()よりもちゃんとしている方だと思っている。

さあ、君も一緒に幻塔を支えよう。

【幻塔】「フェンリル」というキャラクターの紹介

クオリティだけは高いのにマイナーすぎて語られることがないゲーム「幻塔」。

今回はそんなゲーム「幻塔」のキャラクター「フェンリル」のオススメ編成やコンボ……ではなく、その魅力的なキャラクター設定についてまとめてみた。

※この記事はネタバレを含みます。

ミラポリスのDJフェンリル

フェンリルは幻塔Ver2.2鏡花月影のPVですでに登場しており、ゲーム内でもライブハウスなどでその姿を見ることができた。
(ちなみに以下のPVの姿は3凸以上することで解放される第二形態となっている。)

そんなフェンリルだが2023年3月9日、グローバル版でついにプレイアブル化。
日本語のCVはなんとあの「丹下桜」さん。

フェンリルは広報にも特に力が入っており、明らかに優遇されている。
相変わらず資金だけはあるので、なんと丹下桜が歌うキャラソンまで存在する。

ご覧のとおり、フェンリルはチョコとわんこが大好きで、お調子者の少女😊
ミラポリスでDJとして今日もその才能を開花させている。

フェンリルの抱える「闇」

というのは表向きの設定で、実はとんでもない闇を抱えた少女。

捨て犬フェンリル

フェンリルの記憶のボリション「捨て犬」に記された意味深なメッセージ。
「拘束・幽閉された過去」

この詳細についてはわからなかったが、PVにも登場しているドロシーに拾われるまで、フェンリルは犬たちと暮らしていたことがキャラストーリーからわかる。

ちなみにドロシーは、フェンリルのマネージャー兼保護者役の女で、フェンリルと一緒にアパートで暮らしている。

元ヤンらしい。

フェンリルは、元ヤンに拾われた捨て子。
フェンリルの感情のボリション「依存」にはこう書かれている。

フェンリルとチョコレート

甘くとろけるチョコを溺愛するらしいフェンリル。
キャラソンでもチョコへの愛を歌っている。

しかし、キャラストーリーにおいてフェンリルが誤ってチョコを口したところ、目を回して気絶。その後、とんでもないことを言い出す。

「チョコがあれば、フェンリルはたくさんの家族に会える」
その言葉のとおり、意識を取り戻したフェンリルは、チョコを食べると亡くなった犬たちにまた会うことができると話をしてくれる。

ドロシー曰く、フェンリルはチョコアレルギーで、チョコを口にすると気絶したり幻覚が見えたりしてしまう。
※犬にとってチョコレートは中毒を引き起こしてしまう危険な食べ物。
※フェンリルは獣人というわけではないと思われる。

チョコは危険薬物の暗示?

急にとんでもない話を始めるフェンリルだが、フェンリルとのメッセージのやり取りでは、さらにこのチョコが依存性のある危険薬物かのように描かれている。
※「チョコ」は大麻の隠語とされることがある。


フェンリルがチョコを食べるのは、みんなが会いに来てくれるから。苦しいなんてヘンなの。

別の日には、フェンリルがチョコを食べて倒れてしまい、慌てたドロシーさんからメッセージが送られてくる。

そのやり取りの中で、「フェンリルは辛いときにしかチョコを食べないこと」「エクセキューター(主人公)と仲良くなってからはチョコをやめていること」を伝えられ、フェンリルの心のケアをお願いされる。
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チョコをやめるフェンリル

メッセージのやり取りを進めていくと、「チョコの何がいけないの?」という態度だったフェンリルに変化が現れる。

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もうすでに最初の紹介は詐欺であり、普通にチョコレートが大好きな少女ではないことがわかる。なんならチョコを食べるのをやめている。

犬だからチョコレート中毒という設定で隠しつつ、そこには薬物に依存する少女の物語が描かれているのだと私は感じた。

実はガチャのタイトルも、謎に意味深な「束縛と依存」となっている。
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「君はチョコレート」の意味

ここまで知った上でチョコレートの歌を聴き直してみると、「君はチョコレート(本国版や米版では you are my chocolate)」には、主人公であるアナタがチョコの代わりになることで依存から抜け出すというエモい意味が込められているのではないかと考えてしまう。

フェンリル宅の謎の注射器

フェンリルのキャラストーリーを進めていると、フェンリルの住む星ノ海アパートの304号室に入れるようになる。

そしてストーリーの進行上、必ず調べなくてはならない場所に一緒に配置されている謎の注射器。

チョコの件もあるので、最初は「ちゅ、注射器……?」という反応になったが、メッセージをやり取りする中でその真の意味が明かされる。

ワンコに関する衝撃の事実

ある日、フェンリルがワンコたちの様子を報告してくれるのだが、何かがおかしい。

するとフェンリルから、ワンコたちは病気で1年前に神様がワンコ星に連れて行ってしまったという衝撃の事実が明かされる。

フェンリルが報告してくれたワンコたちの様子はチョコを食べたときに見た幻覚。

1年前で期限切れになった注射器は、1年前にワンコたちが亡くなっているという意味で、薬を接種させる必要がなくなったから。

PVのワンコについて

しかしながら、このメッセージから亡くなったとわかるのは、ころ丸、ウリ吉、ダイコンの3頭であり、キャラクターPVにはオニオンとポテトという犬が登場している。

これについては、メッセージのやり取りを進めていくと、後にタマネギ(オニオン)、ピザ、ポテトが登場する。

内容はとしては、フェンリルが3頭の気持ちを代弁する形で、あなたのところへ楽しそうに向かっているのを実況してくれる。


このメッセージはフェンリルとのやり取りの終盤で、それまでの間に、「フェンリルが稼いだお金の使い道に困っていた際、主人公が野良犬や野良猫を保護する財団を設立することを提案し、財団が無事に設立される」というストーリーが存在する。

オニポテの登場はこの話の後のメッセージであることから、キャラクターPVは時系列的に主人公と出会ってからしばらく経った後の話であり、財団が完成して新しく迎えた犬たちがオニオン、ピザ、ポテトなのではないかと考えられる。

クッキーもいるらしい。

幻塔の良さを少しでも知ってもらえたか

私はPVの時点ではこんなとんでもない設定のキャラだとは知らなかったのでショックを受けた。
幻塔がマイナーでなかったらTwitterでもっと騒がれていてよかったと思う。
ブルアカや原神みたいに考察が飛び交ったりしてさ。というかそうであって欲しかった。

幻塔は2.0以降、劇的な進化を遂げている。
ゲーム内容もさることながら、各キャラクターの掘り下げも浅かった幻塔だが、現在では魅力的で個性あふれるキャラクターがたくさん登場するようになった。
私はフェンリルのストーリーで、「Hotta Studio 頑張っているな」と思ってしまった。

主人公を含めクズみたいなやつが多いのも魅力のひとつ。

幻塔はこの後、2023年3月30日にVer2.4のアップデートを予定している。
水中戦闘が実装されるのだが、水中マップの出来が異常だと話題。

「息を呑むほど壮大な惑星アイダ」のキャッチフレーズが嘘ではなくなった瞬間だと思った。正直、泣ける。幻塔やらない?

【幻塔】2022年のベストゲーム

私の2022年ベストゲームは「幻塔」Tower of Fantasy です。

幻塔の今、そして、これから

Ver2.0以降、本当に神ゲーになった「幻塔」

2022年12月22日、ついにVer2.2を迎えた幻塔。

Ver2.0からの幻塔の進化は目覚ましく、マインクラフトもしくはクラフトピアのような世界だったVer1.0からは飛躍的な進化を遂げている。

特にVer2.0でついに行けるようになったヴェラ大陸の「ミラポリス」。
ネオンに照らされた“眠らない街”。近未来のサイバータウン。


よく原神と比べがちだった幻塔だが、このミラポリスというMAPと2.0以降のキャラクターに関しては初めて原神を越えたといっても過言ではない。

幻塔1.0と1.5を耐え抜いてきたプレイヤーが初めてミラポリスを見たときの感動は言葉にはできない。今でもミラポリスは走り回るだけで楽しい。

さらにVer2.2ではミラポリスのB,C地区が解放されてサイバータウンが倍以上に広がり、様々な娯楽施設を楽しめるようになった。

騙されたと思ってVer2.2のPVを観てほしい。

もはやこのゲームにかつての面影はない。
まだ間に合う。みんな「幻塔」に帰ってこい。

特にVer2.2からはまるでGrand Theft Autoのように遊べる。
カーレースにボーリング、ディスコ、ゲーセン、麻雀、大富豪。
遊園地でジェットコースターも楽しめるし、ナイトプールや映画館もある。

ついでにミラポリス以外でも、無課金で遊べるPUBGのようなバトルロワイヤルモードの実装があったり、イベントではフォールガイズまで遊べた。

さらにはVer1.5では「ハウジングができる!」というように言って結局そんな要素は全くない詐欺だったのだが、ついに本当にマイホームが手に入るようになった。

しかもタワマンの最上階のようなセレブハウスである。

ストーリー上、ミラポリスの高級ホテルを無期限で借りているという設定なのだが、家具やフィギュアを買ってきて置いたり、ペットを飼ったり、釣りで釣った魚を水槽に入れて飼育したりできてしまう。

もはやこのゲームなんでもありである。

「幻塔」の進化は止まらない

日本ではまだ実装されていないが、今後の「幻塔」はさらに独自の世界観、独自の路線を歩み始めることがわかっている。

Ver2.4では水中戦闘の実装。

正直なところVer2.4でこのゲームは終わり、サ終発表されるのではないかという恐怖すらあったが、無事Ver3.0が来そうなことがわかっている。

そして「幻塔」は空へ。

まだ間に合う。みんな「幻塔」に帰ってこい。

これまでの幻塔を振り返る

正直この短期間で数えきれないほどのバグや不祥事を起こしているので、その中でも厳選したものを振り返る。

闇市コイン事件

初めての限定ガチャの際の不手際で起きた事件。
一番大事な時期に運営のクソっぷりを世に知らしめ、日本人離れを起こさせた。

この事件の詳細については以前の記事に。人離れの原因もここにある。

「ジェッパリ」

Ver1.0を振り返るうえで「ジェッパリ」は語らずにはいられない。

ジェッパリとは、ジェットパック+ドリル(双剣の空中攻撃)を合わせた技で、異常なヒット数とダメージを叩き出すことができるグリッチである。

最初は「ジェッパ双剣」などと呼ばれていたが、いつしか「ジェッパリ」が通称となった。当然ながらチョッパリとかけており広まっていいような名称ではない。ちなみに海外ではクロウダイブというらしい。「在りし日の幻」というコンテンツが一部では「在日」と呼ばれていたり、日本人のセンスが疑われる。

ジェッパリの威力は凄まじく、仮に敵が雷属性耐性を持っていたとしてもジェッパリをした方が他の武器よりも火力が出る。他の火力武器はすべて必要ないくらい当時の環境では頭のおかしいダメージを叩き出していた。

ジェッパリの研究は進み、実はVer1.0当時は男性と女性アバターではモーションに差異があり男性の方がジェッパリのヒット数が多かったり、設定でFPSを可能な限り上げた方がヒット数が増えるなどいろいろと楽しかった。

ある意味では無課金の希望でもあったジェッパリ。無凸でもクロウの双剣さえ持っていれば完凸SSRに並ぶダメージを出せてしまった。課金の必要なしである。

当然ながらそんなものは修正されるに決まっているのだが、当時はこれが仕様かグリッチかで盛り上がっていた。主に幻塔の公式ディスコードサーバー(キッズのたまり場で地獄)でも騒がれるようになり、運営もそこで回答を行っていたのだが、これも闇市コイン事件同様に言うことが二転三転したために信用の低下に繋がった。

結局は修正されることになったのだが、SSRの双剣だけに修正が入ってチュートリアルで配られるRの双剣では現在も使えるというのが幻塔らしい。インフレが進んだ今でも特定の場面では役に立つくらいには強力である。

AFKファームの流行

「AFK Farm」要は放置狩りである。
外人がこれを募集していたら放置狩りのメンバー募集という意味だ。

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ネガティブキューブの自動攻撃を利用して自動でモンスターを倒すというもので、1.0時代のあるときから流行り始めた。モンスターから低確率でドロップする乗り物のパーツを狙ったり、料理に必要なハチミツを集めるために使われていた。

一時期は姿を消していたが、Ver2.1でモンスターのドロップアイテムを使う「委託調査」というコンテンツが実装され、現在では当たり前のように放置狩りが行われている。

当時は賛否両論あったものの、現在まで何のお咎めもないため幻塔では合法である。

大陸版の動画を確認すると水中でもAFKファームが行われていた。我々はAFKファームから逃れることはできない。

(その他)1.0時代のあれこれ

1.0時代はその他にも凶悪なバグがたくさんあった。

盾バグ(盾ボリションバグ)や、対人で猛威を振るったハンマーグリッチなどバランスを破壊するレベルのバグも数多く存在した。

  • 盾バグ:盾を装備して特定の操作を行うことですべてのボリションをバックグラウンドで何枚でも発動させることができた。他のゲームでいえばサポートカードは5枚までという制限があるのに何十枚でも入れることができたようなバグ。
  • ハンマーグリッチ:SRハンマーの通常攻撃で敵をスタンさせるという効果がなぜかネメシスの設置型スキルにも適用され、CDも発生しないため設置型スキルに当たったら無限にスタンして終わるという必殺技。

基本的にどれもやったもん勝ちなので、グリッチを制する者が幻塔を制するといっても過言ではない。
なんならこの時代にはチーターも溢れかえっており最高のゲーム体験をしてやめたプレイヤーも多いだろう。

  • アーム関連のバグ:アームを発射すると同時にボックスを開くことで動作をバグらせて地面を抜ける技。この状態でビーコン(プレイヤー同士で宝探しするコンテンツ)を設置することで基本的には回収されなかった。

アーム関連のバグは多く、他にも着弾と同時にアルケーを切り替えることでアームの位置を保存して離れた位置から飛んだりできた。アーム自体が2.0でリニューアルされると共にこの時代のバグはどれも消えた。

  • クローディア(紅蓮刀)慣性移動:1.5で追加された紅蓮刀のグリッチ。空中攻撃2打目の際にジェットパックを開いて閉じる。手動でもできるもののフレーム単位の入力を的確に行う必要があるため連発してる人間は基本的にマクロ。しかしながらレースイベントで多用して1位を取りまくっても何のお咎めもなく現在も現役。
  • 盾スライダー:盾の落下攻撃後にタイミングよくインベントリを開くことで落下状態を維持して高速移動する技。2.0で修正された。

  • 壁抜け:基本的にすべてのダンジョンが何らかの方法で壁を抜けてボスまでのショートカットが可能。ここでも活躍するのがクロウの双剣で、回避攻撃が障害物を無視して敵までワープできるため現在でも悪用されてる。動画は2.1時代。2.2で若干の修正が入ったらしい。

  • フレイヤ無限回避:もともと回避回数を消費しなくなるという効果のスキルを持つフレイヤだが、スキルと回避ボタンをなんかこうガチャガチャ入力することで無限回避状態に入ることができた。対人への影響が大きかったため幻塔にしては比較的はやく修正された。

その他にも紹介しきれないほどのバグがあるのが幻塔。バグを楽しめるかどうかが幻塔を楽しめるかどうかの分かれ目かもしれない。

慣性アーム

2.0~2.2までの間に使用することができた技。

さながらスパイダーマンや立体起動装置のように移動することができ、この時の幻塔が一番楽しかったといってもいい。残念ながら2.2で修正されてしまった。これが使えなくなって萎えて引退した人もいることだろう。

正直このグリッチの修正はゲーム体験を損なっている。残して欲しかったグリッチ代表。

さらにこの慣性アームに浮遊バグを組み合わせて空を自由に飛ぶことができた。

  • 浮遊バグ:ジェットパック、ジャンプ、乗り物に乗るボタンをタイミングよく押すことで常時ジェットパックを開いた状態となり、まるで月面にいるかのような重力の状態になる。

(その他)2.0以降のあれこれ

  • Resistance抗:特に言うことなし。わざわざ突っ込む人も少なかった。1.0時代の「ンン戦」や「れにたンクース」を乗り越えてきたプレイヤーたちは面構えが違う。

  • フワセミ(セミフワ):不破咲の実装によって引き起こされた数々のバグの中でも特に影響が大きかったのがフワサキ+セミールの組み合わせ。不破咲の武器を装備した状態で何でもいいのでスキルを5回使うと全ての武器のスキルのCDをリセットするという難しい効果を実装したばかりにいろいろ壊れてしまった。あまりにもヤバいのですぐ修正された。

  • リンヤ慣性移動、リンヤ無限上昇:リンヤのスキルを使ったバグの数々。リンヤ慣性移動はリンヤ実装から2.2までの短い期間しか使うことができなかったが、無限上昇は2.2になった現在でも使用することができる。慣性アームを失った今では重要なテクニックなので覚えておこう。

  • 発光バグ:バグというか正確にはキャラクターのデータが保存されているjsonファイルを不正にいじるやつが現れ、そのデータをバラまいたことであちこちでキャラが発光を始めた事件。明るさを限界まで上げると他のプレイヤーのプレイに支障をきたすレベルで発光するのですぐに修正された。

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この他にも不正なキャラクターデータを読み込んで頭を挿げ替えたりするバグが流行った。

そもそも1.0時代には特定の髪型プリセットにおいて未開放の帽子のアクセサリが使えてしまうというようなバグがあったが、現在ではそれらのキャラクターデータは読み込めなくなっている。

  • サーバー移動に伴うキャラデータロスト:つい最近起こったホットな事件。サーバー移動機能を実装するために試験的に過疎サーバー4つだけで移動を開放し、過疎サーバーを選んだ哀れなプレイヤーで人体実験を行ったところ案の定データがロストするということが判明。現在機能は緊急停止されている。

過剰な不安を楽しみたい方にオススメのゲーム

Ver2.2現在も様々なバグが存在するが、もはやそんなことは気にしない厳選されたプレイヤーが残るゲーム「幻塔」。ある日突然データが消えることだってあるかもしれない。

そして相変わらず課金圧も強く、無課金でも楽しめるコンテンツをたくさん実装する一方で、攻略コンテンツは明らかに廃課金を基準とした難易度。なんでもかんでも簡単にクリアできるお子ちゃまゲームよりこれが本来あるべき姿だと思うのだが、現代でこれを流行らせるのはやはり難しいのかもしれない。人離れは顕著になってきた。

本日、新年を迎えた2023年1月1日に追加されたコンテンツ「虚空のアビス」も廃課金を基準とした難易度で、報酬が全部もらえないと気が済まない無微課金が何人脱落してしまうのか、ある意味では楽しみである。

相変わらずDPSメーターや公式にも煽られる始末。

限定武器以外を使っているプレイヤーは”低スペック”。

これからも魅力的なキャラクターや新しいマップが実装されることが予定されている幻塔。

君はついて来れるか?

【幻塔】幻塔の実情、こんな感じのゲーム

グローバル版リリースから1か月ほどが経過した幻塔(Tower of Fantasy)。

わずか1か月だがその内情は非常に濃密であり、すでに廃人とライトの住み分けが完了したように感じる。
とりあえず話題にのって初めてみたプレイヤーの多くが脱落したが、多くのゲームを渡り歩いてきたMMOおじさんたちは今日も楽しい楽しいと言ってプレイしている感じである。

自分も数々のクソゲーを渡り歩いてきたひとり。
微課金ながらも今も最前線に食らいついている自分が、エアプじゃない真の幻塔を紹介する。

幻塔(Tower of Fantasy)

原神と比べて

ジャンルはオープンワールドアクションRPGでMMO要素がある。

「原神」の流行を見て後追いで作られたゲームの筆頭候補といった感じなので、原神とよく比べられる(実際は原神と戦えるようなゲームではない)。

原神と幻塔をどちらもプレイしてきた自分が幻塔をプレイして持った感想は「原神に足りない面白くないと感じた部分を改善したぼくのかんがえた最強のオープンワールドアクションRPG」。

原神と比べた際に一番言われるのは、幻塔は探索の快適度、楽しさが段違い。

地上からの大ジャンプや滑空したりできる「ジェットパック」や、ターゲットした場所までぶっ飛ぶフックショットのような動きができる「ロボットアーム」の存在が特に大きく、ストレスフリーで探索がだるいと感じない。

「ロボットアーム」はゲームを進めると入手することができるが、開始早々120円で買うこともできる。これを手に入れると世界が変わってめちゃくちゃ楽しくなるのでとりあえず120円だけでも課金して遊んでみてほしい。頼む。

またこのゲームはMMOであり、原神に足りなかったマルチ要素が強く、そういうゲームを求めていたプレイヤーの受け皿としてある程度の人気を保っている。大陸版もグローバル版もすでにそんな感じである。

また、幻塔にはキャラクターメイクがあるというのも大きい。
スマホでもできるゲームにしてはそこそこの自由度があり、アニメキャラや他のゲームのキャラを再現したりしている人も多くみられた。

ちなみにうちの子これです!!
ゆめかわいい。
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アクション性はだいぶ良い

「Unreal Engine 4」を使用して実現した、細部まで徹底的にこだわって作成できるキャラクターや、多彩な武器を駆使した戦闘がこのゲームの売りらしい。

「空中乱舞も自由自在!自由度の高いバトルを楽しもう!」という紹介のとおり、実際戦闘の自由度は高く、アクションもなかなかよくできていて普通に楽しい。

戦闘は武器を3本まで装備できて、切り替えながら戦うスタイル。武器の他にも「アルケー」と呼ばれる戦闘を補助するアイテムみたいなものや、武器に様々な効果を付与するアクセサリー的な「ボリション」を組み合わせて、いかにコンボを決めたりダメージを出したりするか色々と工夫することができ、そういうのを考えるのが好きなゲームオタクも満足の作りになっている。

ストーリーも個人的には好き

ローカライズがガバかったりとか度々ツッコミ要素もあるけどムービーは普通に見れるクオリティだし、声優もマジで豪華。

CMでは「息を呑むほど壮大な惑星アイダ」などと言っているが、最初に訪れるアイダ星はすでに放射能に汚染されていて普通に人が死んだりする感じ。そして「アイダの子」を名乗るカルト集団と戦うことになる。

旅のお供となるのはAIサーバントの「Mi-a」。
言語モジュールが壊れているという設定で言葉をすらすら喋ることができない。吃音症のパイモン。

頼れる上司の「フランツ」さん。CV:山寺宏一のフルボイス。

そして、あなたが操作する主人公も登場人物のひとりであり、ストーリーでめちゃくちゃ喋る。
CVは女は佐倉綾音、男は下野紘で固定であるため、場合によっては「声が合ってない!」という不満もあるとかなんとか。
今のところ特別な力を持っていたりはしないのでムービーで敵にボコられることが多いところが好き。

主人公の見た目が固定されている原神は全然喋らないくせに、キャラクターを自由にいじれる幻塔はペラペラ喋るって逆だよなぁ。

今後のアップデートがかなり期待できる

2.0以降のアップデートが非常に楽しいと話題。

現在グローバル版はv1.5となっているが、Ver2.0ヴェラがすでに予告されている。

本国では2.0に至るまでにだいぶ期間がかかってしまい虚無期間が長すぎたために人が離れてしまったらしいが、2.0で少し盛り返したとかなんとか。

自分はbilibili動画で大陸版の情報を仕入れているが、2.0以降の幻塔はマヂで楽しそう。

特にミニゲームとかメインの戦闘以外のマルチ要素がかなり期待できる。
聞いた限りでもレースに大富豪、ボーリングやディスコを楽しめたり、8v8やバトルロワイアル形式の対人が実装されたりするらしい。

なにより、基本的にそのあたりのコンテンツは無課金でも楽しめるようになっている。
グローバル版にもすでに1v1があるが、持ち込んだ武器やアルケーはすべて完凸のレベルMAX扱いになるという仕様になっていてなかなか面白い。

レースイベントはグローバル版でもすでに一度開催されたが、自分はこのレースイベントで幻塔の未来を感じた。

このゲームはバカゲーとして生きるべきである。
ミニゲームはどれも自由度が高く、ルールを無視して遊んだりすることが可能なのだ。

また、グローバル版で開催されたレースはイベントの一部であったが、イベントを進行する方法はレース以外にも用意されており、レースに参加せずともPvEやPvPと自分の好きなもので進行することできるという作りもかなり良いと感じた。
報酬のために毎日ミニゲームをやることを強要してくるゲームとは違う。

そして、2.0以降のキャラクターがみんな魅力的であるところも期待できる。
特にグローバル版の2.0チラ見せ動画でも最後の方に映っている「ルビィ」はみんなが待ち望むキャラクター。

名前の響きやその容姿がサ終したコロプラの「バトルガールハイスクール」の「綿木ミシェル」に似ていることから一部では「むみぃ」と呼ばれている。

ここがダメなところ

グロ版ですでに人離れを起こしている原因はどこにあるのか?

ライト層にとにかく厳しい

固定を組む努力を怠っている者は置いていく

マルチは基本的に固定を組むことが推奨されている。
インフレが進んだ大陸版では大体のコンテンツはソロでよくなるらしいが、グローバル版の現状ではここでつまずく人間はほぼ終わりと言ってもいい。

マッチング機能はあるものの、野良にはもはやMMO界では有名な言葉「固定を組む努力を怠っている」者しかおらず、下手をするとクリアまでたどり着けないことがある。

そして、コンテンツの開放とマッチングは基本的にキャラクターレベルで行われるのだが、サーバーの推奨レベルから離れている者は経験値にブーストが掛かってレベルが上がりやすくなる仕組みになっており、日々のコンテンツ消化をしっかりやっていない者は戦闘力だけが置いていかれたハリボテとなってマルチには寄生が量産されている。

マルチの内容もメンバーとの連携が必要だったり、ギルドメンバーとチームを組むことでバフがかかるものがあったり、とにかく固定推奨。
なんならフィールド探索もチームを組んだ方が圧倒的に効率がよい。

そもそもこのゲーム、日本人だけのサーバーというのがないのでマッチングでは海外の人たちも混ざって野良での連携は難しい。

固定を組めない奴は置いていく。

DPSメーターやランキングの存在

無微課金はサーバーの負担くらいに思っているのかとにかく蹴落とす要素が満載。

マルチコンテンツにはDPSメーターが存在し、貢献していない者は一目瞭然となる。
固定を組むとしても明らかな寄生は咎められ、鋼のメンタルの持ち主か、気の良い仲間たちがいなければ続けられないだろう。

また、サーバーにはランキングが存在し、ランキング報酬も存在する。
他人と自分を比べてしまい、他人が得していることが許せないお子ちゃまにはつらいだろう。

チャットをするときにもサプレッサーレベルという戦闘力の目安になるものも常に表示されているぞ。気をつけろ。

様々な情報やゲームの仕様を自分で調べられる能力が必要

ゲーム慣れしているオタク君は本国版が存在するゲームの場合、本国の攻略記事やWikiなどを参照して翻訳にかけるという行為を普段からやっていると思うが、そんなこととは無縁の一般プレイヤーたちはなかなか苦難を強いられるゲームである。

幻塔では、まず大陸版の動向を把握していないとリソースの温存ができない。
特にガチャで次に何が来るかという情報は、大陸版の流れやリーク情報をもとに予想されているが、これを知らないと石や強化素材などをどこでぶち込むかという予定が立てられないし、将来的に使われなくなるものに素材を突っ込んだりしてしまう。

宝箱を開ける「解読チップ」を温存しておいた方がよいといった情報も普通にプレイしている人なら知る由もないだろう。

ただ、このくらいの情報なら日本語で動画を出している攻略系()YouTuberからでも仕入れることができるだろう。

次に、ゲームの正しい仕様を知ることができない。

ゲーム内の説明はめちゃめちゃ不親切である。ただゲームをプレイしているだけではわからないことも多い。
しかも、このゲームは装備の説明文やヘルプを読み込んだからといってそれが真実とは限らない。
すでにゲーム内の実際の挙動とテキストが異なるということが何度も何度も発生している。
どうもこれはローカライズの問題らしく、ヘルプは大陸版の現行のものを基準に翻訳しているのに、パッチは順番に当てて行っているので実際は旧仕様になっていたりするかららしい。
これを知っていれば時間通りにモブがわかないとか装備の効果が違うとかでいちいち騒ぐ必要はないだろう。

そして何より、このゲームはいろいろガバガバであるため数多くのグリッチが存在するが、その手の情報は大陸版から仕入れるのが早い。
攻略系YouTuberやら企業系のサイトやらは、仮に知っていたとしてもこの手の情報を広めることはできないだろう。
このゲーム、チーターのBANはしっかりしているみたいだが基本的にゲーム内のグリッチはやったもん勝ちである。

やっぱり攻略情報はbilibili動画を見るのがオススメ。これで差をつけろ!

実質PCゲーム、PCでのプレイ推奨

一応スマホでも遊ぶことができるようになっているだけで、基本的にはPCでのプレイを推奨。それもある程度のスペックのあるゲーミングPCがよい。

まずスマホでプレイしている時点でロードが遅すぎて置いて行かれるし、おそらく改善するつもりもないだろう。

そしてFPSの数値が高いとDPSも高くなるとかいう仕様。操作性がよくなるからだとかそういうことではなくてダメージの描画量が増えてなんとダメージ量もそのとおりになる。

ちなみにFPSが低いと一部のミニゲームの動作も遅くなったりして不利らしい。

スマホで遊ぼうとすな。

運営体制に難あり

特に日本人が離れた主な理由はこれかもしれない。

グローバル版がリリースされてから現在までの短期間に、すでに数々の事件を起こしている。
翻訳ガバによる優良誤認にあたるような景品表示や、特に面白かったのは「闇市コイン」事件である。

正直この面白さはゲーム内の仕様を理解していないと伝わらないと思うのでなかなか説明が難しいが、要は運営側の不具合によってプレイヤー間で課金に関連する要素で差が生まれてしまい、それを修正すると一度宣言したにも関わらず後日撤回、お知らせも削除してやったもん勝ちに変更したのである。

自分はつい最近も同じようなことをやらかしたゲームをプレイしていたので、この程度は造作もないのだが……

少しでも他人が得したということが許せない日本人はこれである。

あくまで予想だが、こうなった原因は運営と開発の連携が取れてないことにあり、おそらくはグロ版の運営が鎮火のために急いで対応を発表したが、後で開発に確認したところ「無理」となったのだろう。

さらに次のガチャでは、グローバル版ではテキスト上はナーフされているのに本国版のままの強さでキャラクターが実装されており、結局グローバル版でも本国仕様に変更になったりと、もう明らかに連携が取れてない。

自分はクソゲーを渡り歩きすぎたためこの程度では何も思わないし、これらの問題のほとんどは運営の体制や翻訳のガバが悪いのであって、ゲーム自体に致命的な不具合(進行不可になるとか)が発生していないのでまだ遊べるクソゲーだなとか思ってしまうのだが、耐性のないプレイヤーは数々のやらかしによって運営不振に陥ってしまったようだ。

普通にお知らせに書いてある仕様変更までバグとして報告されたりしていて笑ってしまう。

おわり

ゲーム自体はよく出来てて面白いし今後の展開にも期待が持てるのだが、オタクでないとなかなか厳しい要素が多く、ライトが居つかないゲームというのは昨今なかなか流行るのが難しい。
本国同様、原神が合わなかったプレイヤーの受け皿くらいに機能して続いてくれると個人的には嬉しい。

とりあえず2.0を期待して待とう!新規プレイヤーも歓迎!
みんなで冒険しよ?

【ウマ娘】「殴られ屋」は不正か?ゆるっと考察

今話題になっているウマ娘「殴られ屋」問題に関して。

「殴られ屋」とは?

そもそも今回の騒動の発端となったのは、ウマ娘関係の動画投稿を行っている『ゆるっと「ウマ娘」部』さんが投稿したこちらの動画。

動画内で解説があるが、ウマ娘における「殴られ屋」とは、ウマ娘のコンテンツのひとつである「チームレース競技場」においてわざと負けるように育てたウマ娘を出している人のこと。

具体的にはウマ娘のパワーを露骨に低くして加速させない、長距離レースにおいてスタミナを低くして走りきらせない等して、相手に1,2,3フィニッシュを譲るというもの。

チームレース競技場には着順にスコアがあり、1,2,3着を取って勝利すれば高いスコアを得られるため殴られ屋を利用するというわけだ。

「殴られ屋」は不正か?

「結論から言って”不正”にはあたらないようだ」

最もわかりやすい基準として、運営であるCygamesによる規制や停止措置などが1年以上経った今でも一切取られていないという現実があるためである。

しかしながら、「殴られ屋」が”アビューズ行為”であることは間違いない。

”アビューズ行為”について

簡単に書くと、八百長。

具体例としては、両チームの談合、もしくは「掲示板で情報を得た不特定多数による暗黙の了解」によって一方的または交互にキル/デス数を稼いだり、短時間で終了させる試合を意図的に繰り返して経験値やポイントを大量に獲得することなどが挙げられる。

アビューズとは [単語記事] - ニコニコ大百科より引用)

アビューズとは、英語で「(能力を)悪用する」「虐待する」といった意味であるが、ゲーム界隈においては、2人以上、または、1人で複数のアカウントを使用し、いずれかのプレイヤーが意図的に負けることで不正にスコアを稼ぐ行為を指す言葉として使用されている。

主にFPS・TPSゲームで中心に使用されてきた言葉だが、アビューズでGoogle検索するとサジェストにFF14や二ノ国などが出てくるように、オンラインゲーム全般における談合、八百長をアビューズという。
なお現在では「チーミング」という言葉の方が一般的に用いられているらしい。

このようなアビューズ行為は、”まともな”運営であればゲーム性を損う行為としてなんらかの対策を講じるか、場合によってはアビューズを行うプレイヤーのアカウントを停止する場合がある。

「殴られ屋」はモラルが欠如した行為ではある

このようにゲームの歴史において、「相手にわざと負ける」という行為は場合によっては不正にあたり、「殴られ屋」を不快に感じたり、違和感を覚える人が一定数いることは知っておいた方が良いだろう。今回の騒動についてTwitterの反応を調べれば、この遊び方が健全でないと感じている人が一定数いることは確認できる。

自分もそのひとりであり「殴られ屋」はモラルが欠如している行為であると感じる。

過去の話だが、ウマ娘黎明期には自身も毎回ランキング一桁に入るランカーであった。しかしリリース数ヶ月後にはチーム競技場は当時「ハリボテ」と言われていた雑魚を見つけて殴るだけのゲームに成り下がっており、自分は「当初運営が想定したものとは別の遊び方になっている」「ゲーム性が終わっている」と感じたのでそれ以降はチームレースから退いた。

ウマ娘の現状はその当時に予期していたとおりになっている。

この原因はひとえに運営が無能だからであろう。

「殴られ屋」はゲーム性を壊す?

運営に規制されないので間違ってない遊び方というのは、言ってみれば散々叩かれていたゲームの挙動をおかしくしてしまうウララシステムという裏技と一緒だろう。

「殴られ屋」の擁護に「誰でも殴られ屋を叩くことができるので公平だ!」というものを見かける。発端である動画投稿者がそのようなことを吐かしているので出てきた擁護かもしれないが、本質はそこではないだろう。

Twitterで見かけて良いと思ったツイートがあったので引用させてもらうと、「殴られ屋」の存在は、大乱闘スマッシュブラザーズで例えると「大乱闘」を勝手に「ホームランコンテスト」に変えているようなものであり、ゲーム性に影響は与えているだろう。

「初期の頃からハリボテがいてそれを見つけて叩くだけのゲームだった!」というかもしれないが、当時はチームの評価点を上げてミッション報酬のジュエルを獲得したり、チーム評価点を上げること自体が目的であったり、そもそも育て方がわからなかったりしたものの産物であり、現在の意図的にレースに負けるように育成しているのとは明確に目的が違うのである。

騒動に発展した原因

流れを見てきたが「殴られ屋」が感情的になり的ハズレな擁護で正当性を主張しているからだろう。
特に「殴られ屋」も頑張ってるという意味不明な主張や、騒いでいるのは「殴られ屋」を殴れなくて嫉妬してる評価点の低い人物という勝手な決めつけ。

またこれに対し、問題の動画投稿者側も本件とは無関係の利用規約に抵触するなどという意味不明な主張。

しかしながら、結局はどれだけ正当性を主張しようと「殴られ屋」がアビューズ行為、八百長、談合、もしくはチーミングにあたる行為であることは間違いなく、言い訳できるとすれば「1年以上も規制されず今はこの遊び方が当たり前になっている。文句は運営に言え!」だけだろう。

まとめ

「殴られ屋」は運営による規制が行われていない現状、不正にはあたらないだろう。

全ての原因は無能な運営にあるというのは前提として、ゲームにおいて「わざと負ける」というのはモラルが欠如していると取られる行為であり、不快に感じる人、違和感を覚える人が一定数存在し、ゲーム性を否定する行為であるということは自覚したほうが良い。

チームレース勢、または、競技場勢などと一括りにしてしまうのもどうかと思うが、競技場に打ち込むプレイヤー(特にランカー)はある種の団体のようになっており、身内を擁護したいキモチがあるのかもしれないが的ハズレな擁護で正当性を主張するのはやめた方が良いだろう。

【ウマ娘】アプリはオワコンと言われてしまう理由

コンテンツとしては楽しめるけどアプリはオワコンというようなツイートがバズってしまう『ウマ娘プリティダービー』。

リリース当初は他を寄せ付けない覇権スマホゲームのオーラがあったのにどうしてこんなことになってしまったのか。

ウマ娘はオワコンなどというネット記事まで出始めたが、その内容があまりに的外れだと批判されていたので、「はー、クソゲー。」と言いながらもリリース日から未だに毎日プレイし続けるUG(ウマガイジ)の自分がウマ娘のクソだと思うところ述べる。

深刻なコンテンツ不足

まず根本的な問題として、最終的にやることがチャンミ育成しかない。

チャンミをメインコンテンツに据えた時点で人は減る一方だとずっと言ってきたが、チャンミ2年目に突入でそのとおりになりつつある。

  • チャンピオンズミーティング

つまりウマ娘はキャラゲーでありながら、ガチ対人イベントをメインコンテンツに据えてしまったのである。多くのトレーナーは毎月のこのバトルに向けて延々とウマ娘を育成している。

そして、このゲームはもはやチャンミが全てでありチャンミ育成を邪魔するイベントはすべてクソイベ。新ウマ娘や新サポカは、チャンミで使えるかどうかでその評価が決まる。

実際、レーシングカーニバルという史上最悪のイベントはチャンミ育成の邪魔になるため不満が出すぎてボタン押すだけのレジェンドレースと変わりない謎イベントに変更された。

一応、チームレースもコンテンツとしてあることはあるが、もはやレースに勝つためのスキル構成ではなく、勝てる前提の相手とレースしてどれだけ多く得点を稼ぐかという特殊ルールでしかないうえに、ランキング上位を目指すにはチャンミ以上の課金や因子を要求され、上位に入ったからといって自己顕示欲を満たす以外得られるものはない。

チャンミはもはや手荷物検査でしかない

今やチャンミは、コースの条件が発表された瞬間に有効なスキル表やウマ娘が発表され、それに合わせて育成して完成度を競うだけのゲームになってしまった。

本当に手探りで強いウマ娘を育成して勝利したときに興奮と快感を味わえたのは1年目のタウラス杯だけである。

これは解析情報が出回ったことが悪いわけでもない。ルームマッチや練習機能も実装されたのだからこうなることは時間の問題だった。

結局は何も手を加えないまま毎月のように条件を発表するだけのチャンミが悪い。

そしてこの手荷物検査、必要な荷物を後で手に入れる手段がないところもクソ。
一度ピックアップを逃したら次にいつ来るかわからないようなガチャになっているせいで、引き逃していたら終わり。

例えば今で言えば、良バ場の鬼を持つSSRナリタトップロードや根性育成でこいつが入っているかどうかで全然強さが変わるSSRイクノディクタス、その他、ファイン,ネイチャ,CBなどのおなじみのサポートカードが後から欲しいと思っても、ピックアップでない状態のガチャでは何十万課金しても凸できるかわからない。

課金しようと思っても課金させてくれない。思うようにデッキを組めないところがまたストレスを助長する。

チャンミ育成はストレスの塊

そしてこのメインコンテンツであるチャンミ育成はとにかくクソ。ストレスの塊。
ストレス要素しかないのでやればやるほど脱落者が増えるのは必然である。

クライマックスとかいう欠陥シナリオ

2022年2月24日に実装されてから現在メインの育成シナリオとなっている「Make a new track!! ~クライマックス開幕~」は、正直アオハル杯シナリオよりクソだと思う。

多くのプレイヤーが問題に挙げるのが育成の長時間化。

新シナリオが発表される毎に1回の育成に必要な時間が増加傾向にあり、クライマックスでは1育成約1時間。URAでは全てスキップすればこの3分の1程度だっただろう。

しかし、URA<アオハル<クライマックスの順で所要時間が増えるとともにステータスも伸ばしやすくなっているのでチャンミやるならクライマックス一択である。

因子に関してもクライマックスの方が多くのレースに出走して相性値を確保しつつ高ステータスにできるようになっているのでクライマックスでの育成を強いられる。

しかし、これに関してはウマ娘はいつ強制終了してもしっかりセーブされてすぐに続きから始められるようになっており、時間があるときにちょいちょい育成すれば良いだけ。なぜ1育成の時間が長いとクソなのか?

それは結局、「チャンミのためのウマ娘がすぐに仕上げられない。」「因子ガチャがすぐ引けない。」などが理由で、これもチャンミがメインコンテンツであることが悪いのではないだろうか。

あとは育成時間が長くなったのに今までと同じように育成回数を求めてくるイベントミッションとか、問題なのは育成時間が長くなったことではなくそういう気の利かないところではないか?

そして、目覚まし枯渇問題。
これはやばい。深刻な問題。終焉のカウントダウンである。

アオハル杯シナリオ時代に「目覚ましが使えない」「目覚ましの使い道が無い」などと言われたからこんなシステムにしちゃったんですか?

クライマックスシナリオでは出来る限りレースに出走させて勝利するほど強くなる。なので負けたら目覚まし消費でコンテ、おかげで目覚まし時計がプレイするほど溶けていく。プレイするほど首が締まるのであまりプレイしないほうが良いという謎のゲーム。

サイゲ「目覚ましが無くなったらジュエルを消費してください。」「もっと遊びたかったら金払え。」

まあそれはわかる。
それはしゃーないとして、育成レースにおいてクソみたいな理不尽負けが多すぎるのが問題だ。

特に序盤のレースが酷く、ライバルが嫌がらせとしか思えないスキル構成をしていたり、出遅れや掛かりといったプレイが上手いとか下手とか関係なく運要素だけで負けることがある。こんな運でしかない要素にジュエルを要求されるのは特大のストレスである。

そして、目覚まし(ジュエル)を消費して育成完了しても、何も得られないことがあるのがこのゲームのクソなポイント。

ウマ娘はひたすら周回するだけのクソゲーという批判に、「他のソシャゲも皆そうじゃん」と言われているのを見かけたが、ウマ娘は周回しても何も得られないことがあるのが違うところだと思う。普通のソシャゲだったら行動力を消費して経験値が入るなり素材が手に入るなりするものだが、ウマ娘は育成完了しても運が悪く必要なスキルが取得できていなかったり、因子がゴミだったら何も得るものがない。時間は無に消えるのである。

適正範囲の広いウマ娘とそうでないウマ娘では天と地ほどの差が出る。

最後にこのシナリオ、目標レースという縛りが取っ払われ、「全てのレースから自由に選んで出走できる!好きなウマ娘を自由に育てられる!」というような謳い文句だった思うが蓋を開けてプレイしてみれば、もはやマイル適正のないウマ娘はウマ娘じゃない。

結局またエアプがよく考えずに作ったとしか思えない。

マイルから長距離に加えてダートまで走れるオグリキャップやエルコンドルパサーなどは露骨に強くなる。逆に酷いのはマンハッタンカフェなどの適性範囲の狭いウマ娘。

アオハル時代にはチャンミでもそこそこ見かけたマンハッタンカフェ、今では推しでもなければ走らせてる人はいなくなった。ガチャで引いたウマ娘が一瞬で使えなくなるとかこのシナリオ調整ミスとしか思えん。

距離適正Sの効果が強すぎる

個人的にゲームから削除して良いと思う要素NO1。距離適正S。

距離適性Sの効果が強すぎて、距離因子を継承できなかった瞬間にその育成は終了。チャンミで使えないのが確定する。

あまりにイカれてる。もう無くしてくれこんなもん。

これがあるからライトと廃人の差が出てよいとかいう人もいるけど、こんなもん無くていいだろ!!!ウマ娘たくさん育てて色々なレースできたほうが皆たのしいに決まっとるわボケ!!!

良いのはストーリーとキャラクターだけ

ウマ娘プリティダービーは、元ネタとなった競走馬の特徴が見事に反映されたウマ娘と、史実ネタを見事に落とし込んだストーリーがとにかく素晴らしい。

だがしかし、それ以外のセンスはクソである。

もしウマネストのようなシナリオが続いてストーリーまでクソだったらウマ娘はすでに終わっていたかもしれない。

アプデが毎回ユーザーが本当に求めている姿からちょっとズレている

ルムマは信じられないくらいクソみたいなUIだったり、練習機能が思ってたのと違っていたり、チャンミのスタンプは誰も使ってないし、名刺機能はゲーム内では人のを覗けないから流行ってないし、やっと実装されたチムレのスキップも既存の機能で頑張ったんだろうなって感じでなんか違うし、バランス調整も結局エアプだし。

毎回あと一歩痒いところに手が届かないのはひょっとしてわざとやっているのか?

最近になってやっと改善されたもののルムマのUIは本当に酷いものだった。あれを1年放置するとか流石にイカれてる。トレーナーにストレスを与える最高のUI。ありえないほど無駄な手数を要求してきたり、フィルター条件に合う部屋がないとフィルターが勝手に解除されたりする狂気。最高のUIとは何だったのか。良いのはボタンのデザインだけだろう。

そして、改善までに時間がかかる

こういったアプリの改善に時間がかかるのもクソなところだ。というか、どれも「最初からそうしておけ」というようなアプデしかない。リリースまでに何年もかかったのでちょっとした部分を直すのにも時間を要するのかもしれないが、ルムマの狂気のUIとか目覚ましの問題とか、ユーザーから不満が出ているうちに改善してほしいものだ。不満すら出てこなくなったとき本当のオワコンになる。

その他にもDMM版の動作が悪かったりなど、そういう細かなストレスが積もり積もって「もうええわ」ってなる原因なんだぞ。

ついでにイベントがどれも微妙

そして、これまで開催されたゲーム内イベントもどれもクソだ。

育成してたら勝手にポイントとコインが溜まってルーレット回すだけのストーリーイベント、もはや何もしなくても報酬もらえるファル子のファン集めがマシなイベントとは当初は誰も思わなかっただろう。

ゴルシウィークは震えた。アイコンを勝手にゴルシにしたり、ジュークボックスを曲固定にしているのに勝手にゴルシンに変えたりするのが本気で面白いと思ってるならセンスを疑う。

新規参入不可なつくり

個人的に問題だと思うのはこれだ。

脱落者が増える一方、新規はしっかり獲得できているのか?

本当に武豊やルメールも楽しメールのかこのゲームは?
CMを観て初めた新規がいたとして、最初は楽しいかもしれないが続けるとその先にはチャンミという地獄しか用意されていないのに?

そしてチャンミのクソなところで書いたが、チャンミはもはや手荷物検査ゲーでしかなく、特定のサポカとウマ娘を持っているかどうかが重要なのに、新規は無限の資金でもなきゃ好きなサポカやウマ娘を手に入れる手段がない。

普通のソシャゲって新規が参入しやすいように新規用のガチャとか用意されてるもんじゃないのか?因子という要素も含め、ぽっと出の廃課金より長く遊んでいる無微課金を保護するという方針なのだろうか。

そしてここでもクライマックスシナリオがクソである。
クライマックスシナリオでは、ウマ娘のイベントが省略されている。新規のことなんて微塵も考えていないと思われる。

もはや育成はクライマックス一択なのに、ストーリーを自分で観たい人はわざわざURAをプレイしろということか?

新規はYouTubeで実況配信を観た方が早いよ。

……そうだよ。ストーリーやライブ観るだけならYouTubeでいいじゃん。

育成はストレスしかなくてつらいだけ。……あれ、なんでウマ娘プレイしてるんだっけ?

これからもウマ娘を楽しむためのポイント

楽しんでる人たちのコミュニティに属する

これ真面目な話。ウマ娘に限った話ではなく末期に入ったオンラインゲームというか、最近のゲーム全てに言える。

一緒に楽しめる身内で固まっていると楽しい。周りがなんと言おうと俺たちは楽しい。
周りの評価など気にならなくなるのだ。

5chやTwitterはもうだめだ。やはりゲームはdiscordで気の合う仲間たちとプレイする。それに限るよ。

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